薬膳のテーマ:デトックス&花粉症・副鼻腔炎
花粉症にお悩みの方へ
鼻トラブルの解消に
こんにちは(^^) 薬膳プランナーの宮里です。
春は生き物が目を覚まし、生まれる時期だけに、なんらかの持病がある方にとっては一年で一番厳しい季節でもあります。温度差も激しいので、持病がある方は病状が悪化することもあります。
私は、毎日自分の身体と向き合って食べ物で体調を整えていくようにしています。
今年は、花粉の飛散量が昨年の2倍以上と予想されています。
花粉症にお悩みの方におすすめなのがれんこんです。
れんこんには、免疫ビタミンとも呼ばれ、アレルギー予防に役立つことから注目されているのが「LPS(リポポリサッカライド)」が豊富に含まれているからです。
LPSは、貪食(どんしょく)細胞ともよばれるマクロ(大きい)ファージ(食べる)に働きかけ、様々な病気の予防に効果を発揮するパワーをもっていて、これが免疫ビタミンと呼ばれる所以だそうで。
LPSは、土壌の中にいる微生物に多く含まれ、呼吸を通じてLPSを摂取しています。
【蓮根の薬膳的効能】
★生食:寒性
1.血の熱を冷まし、止血する
2.血液サラサラにする
★加熱:温性
1.脾胃の機能を高める
2.血を補う(血をつくる)
れんこんは、生食と加熱で作用が変わる
れんこんは、生(加熱しない)は体にこもった余分な熱を冷まし、潤いを与えてくれるので、喉の渇きや痛み、咳・たんを緩和する働きが期待できます。
加熱すると胃腸の働きを高め、血を増やす作用に変わります。
れんこんの節や皮に特にLPSが多いので、剥かずにそのまま調理を。
また、LPSは水に溶けだしやすいので、水にさらすのはNGです。私は普段、ほとんどの野菜を水にさらさずに調理しています。
当店のれんこんは、JAS認定の圃場で栽培した無農薬のれんこんです。皮の表面が乾燥しないように泥付きのままでお届けしていますので、調理するときは皮をたわし等でよく洗って、皮ごと調理がおすすめです。
前置きが長くなりました。
今日は、おやつにもおかずにもお酒のおつまみにもぴったりなれんこんチップスの作り方をご紹介します。
れんこんチップスの作り方はこちら
おやつの蓮根チップスは3~4ミリにスライスし、お弁当やおかずにする場合は7~8ミリにスライスして、揚げたたてに醤油ときび砂糖で和えるだけ。冷めても美味しく頂けますよ。
やっぱり熱々は最高に美味しいので、ついついつまんでしまいます。食べ過ぎ注意(笑