こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
春を感じさせる野菜「菜の花」。
そのほろ苦さが私は大好きです。
私の生まれ故郷の沖縄には「ニガナ」とよばれている(和名ホソバワダン)名の通りほろ苦い葉野菜があり、頻繁に食されています。
春の皿に、苦みを盛れ
ということわざがあります。これは春には苦いものを食べるのがカラダに良いとする、古くからの言い伝えです。栄養学などがなかった昔から、日本には食べるもので健康を養う「食養生」という考え方がありました。そのなかで特に大切にされていたのが『旬の食材を食べる』ということ。
菜の花の様な春野菜に含まれる苦味やえぐみは、ポリフェノールなどによるものです。その苦みが、冬の間活動が停止していた胃腸の動きを刺激し春の活動期にあわせて活性化してくれているというもの。
しかも、寒い冬の時期に蓄えた脂肪や老廃物の排出も手助けしてくれます。
菜の花の薬膳的効能
・気、血(活血作用)の巡りをよくする
・腫れ、むくみなど老廃物を除く
・デトックス(解毒作用)
・風邪予防
・美肌効果
今日は、菜の花を使った簡単レシピをご紹介します。
菜の花をサッとゆがいて、昆布茶で和えるだけ。ねっ、簡単でしょ(^^)
菜の花の昆布茶和えの作り方はこちら
冬にたまった老廃物を、菜の花で上手にデトックスしましょう。