食欲がない時や疲労回復の薬膳レシピ

こんにちは、薬膳プランナーの宮里です。

メキシコ発祥と思われがちですが「タコライス」は沖縄発祥です。れっきとした沖縄料理といっても良いくらい沖縄のソウルフードとなっています。

1980年代の金武町(きんちょう)で米軍の兵士を相手に商売をしていた飲食店の店主が、「米兵たちが安価でお腹いっぱい食べられるように」と当時沖縄に持ち込まれていたタコスをアレンジして誕生した料理といわれています。

私が沖縄に住んでた頃、米軍基地の近くには「タコス」「アメリカンピザ」のお店が多かったことを思い出します。

帰省(沖縄)すると必ず行くタコス専門店があります。
その店の味とバランスが一番好き。店内も店主も何の飾り気もなく、メニューはタコスのみ。待てど暮らせどメニュー表は持ってきてくれません。

注文方法は「タコス○○人分」と伝えるだけです。
知らないで行くと、いつ注文を取りに来てくれるのか??????(笑)
うちの子ども達も「早く沖縄のタコスが食べに行きたい」とよく言っています。

私が疲れてるときにはスパイスの効いたタコライスが無性に食べたくなります。子供たちも主人にも好評なのもあり、かなりの頻度で食べています。つまり我が家のド定番メニューです。

今日は、我が家のタコライスの作り方をご紹介します。

【タコライスの主な材料の薬膳的効能】

■豚肉: 疲労回復、身体を潤す効果。 神経の働きを高めイライラやストレス、不眠症なども改善。

■玉ねぎ: 生活習慣病の予防、新陳代謝UP。

■トマト: 身体を冷やし、喉の渇きを良くする。リコピンの抗酸化作用で動脈硬化の予防。

■チーズ: 筋肉を引き締め、身体から不要な水分が出るのを防ぐ。

タコライスをおいしく作るポイントは2つ。ひき肉とサルサソースです。
タコライスの詳しい作り方はこちら

タコライスは一般的にはひき肉で作りますが、個人的にひき肉が好きではないので買いません。豚肉を1~1.5センチ角に切り、フードプロセッサーでひき肉にします。その方が美味しいと思います(^^)

サルサソースは、市販品を購入されている方が多いと思うのですが、是非一度作ってみてください!手作りすると辛さも調整できるし、自分好みにアレンジできますよ。

私流のサルサソースは、きゅうり、ピーマン、玉ねぎみをみじん切り、トマトは1センチ角に切って作ってます。野菜を切ったらトマトケチャップを加え、お好みで唐辛子パウダーを入れるだけ。簡単でしょ(^^)

お皿にご飯を入れ、タコライスの具をのせて、その上にレタスをのせて、サルサソースをトッピングして出来上がりです。

見た目以上に簡単なので、是非作ってみてくださいね。
タコライスの作り方はこちら