薬膳的テーマ『スタミナ・生薬』
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
スタミナ食材といえば、にんにくが思い浮かびますが、「新にんにく」をごぞんじですか?
みずみずしい香りと触感が特徴です。通常のニンニクはとの違いは、乾燥させていない「生」の状態であること。通常は一年中手に入る食材ですが、これは収穫後3~4週間かけて乾燥させたものです。
一方、新ニンニクは乾燥させない状態で出荷されます。乾燥していないので、水分が多く、香りもフレッシュ。ニンニク独特の辛みは少なめです。
五臓を活性化させるほど、高い効果のあるニンニクは「生薬」としても様々な効能が認められています。
【新ニンニクの薬膳的効能】
・お腹を温める。
・気(エネルギー)の巡りをよくする。
・デトックス(解毒)する
・ビタミンB1が疲労回復に役立つ成分
※体に過剰な熱を貯めている方が多く摂取するのはおススメしません。
今月上旬より、鹿児島県沖永良部島の新ニンニクが入荷しました!
そこで、今日は新ニンニクを生で食べる新感覚のおかず味噌の作り方をご紹介します。
新ニンニクのおかず味噌の作り方はこちら
この食べ方は、私が子供の頃からの母が食卓に出してくれてたレシピで、我が子達も喜んで食べています。
新ニンニクは、外の薄皮がちょっぴり紫色で、出始めなので、やや小さめで実がやわらかいです。ニンニクを「生」で食べられるのは、旬の今だけ!
食べ方は、とってもシンプル。ごはんに、スライスした新にんにくとお味噌をのっけて、ごはんと一緒にいただきます。口のなかで、ごはんと新ニンニク、お味噌が合体する感じ(笑
お味噌は、白みそ、合わせ味噌、赤味噌、麦みそなど、いつも常備しているお味噌でOK! おにぎりの具にしてもおいしいですよ!
新ニンニクのおかず味噌の作り方はこちら