芹(せり)の薬膳的テーマ「貧血予防の効果」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
昨日、芹(せり)が通常よりとてもお得なお値段で販売されていたので5束も購入(大人買い)してしまいました(笑)。美味しい芹の根っこの部分まで食す「せり鍋」で頂きたいと思います。
せり鍋の作り方はこちら
皆さんはせりや三つ葉などの香味野菜はどの様に調理していますか?まず思いつく料理としては七草粥。お味噌汁やお吸い物に、あるいはお浸しに!
せりをメインに使う料理ってあまり聞いたことないですよね。
数年前に「仙台せり鍋」という料理を知って以来、ドはまりしました。そもそも宮城県はせりの生産量全国第一位だそうです。
せりの根っこまで丸ごとたっぷりと頂くなんて食べるまでは信じられない!と思いましたが、意外や意外‼とても美味しくて、子供たちも喜んで食べてくれました。(福岡ではめったに長い根っこ付きのせりが手に入りません)
長いなが~い根っこがついていると、もっとおいしいですよ。
【せりの薬膳的効能】
・体の熱や血の熱をとる
・貧血予防
・利尿作用
・風邪予防(カロテン・ビタミンc・鉄・カルシウム・カリウム、葉酸が豊富)
・肝を平穏な状態にする
・デトックス(解毒作用)
・ストレス緩和(芹の持つ特有の香りや苦味成分にはストレス緩和する効果が期待できます)
こんな子におススメ
イライラ怒りっぽい、めまいを起こしやすい、水分を貯め込みむくみやすい。
●冷えがある場合は控えめにしましょう。
せりの調理方法
サッと茹でる。
香りが大事なので、火を通しすぎないことがおいしく作るコツです。
今週は寒の戻りで寒くなる予報です。せりが手に入ったら、せり鍋でほっこりあったまってくださいね。