薬膳的テーマ「たまご/体力補充」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
今日は我が家の定番プリンを紹介します。家族みんなが大好きなスイーツの1品「濃厚直火焼きプリン」。

プルプルなめらかプリンが、簡単に美味しく出来ちゃうんです。それも洗い物や家事をしてる間に、フライパンに直接入れて作れます。熱源は、IH家電などの保温調理ができる物で。

手作りプリンの材料は3つだけ。生クリーム類は使いません。

卵(全卵)、きび砂糖、豆乳。 豆乳が苦手な方は牛乳でも同じようにつくれます。昔ながらの懐かしい感じの濃厚プリンです。
濃厚直火焼きプリンの作り方はこちら

作り方は簡単!
まずはじめに、フライパンでカラメルソースを作ります。フライパンの大きさは、直径21~24㎝、高さ6㎝くらいが作りやすいです。フライパンにカラメルソース用のきび砂糖を入れて、中火で砂糖を溶かし、焦がさないように注意します。
ポイントは、きび砂糖がとけ始めると煙が少しづつ出ても、焦らずフライパンを動かさないようにすること(上の写真参考)。

きび砂糖がとけ始めたらフライパンを回しながら、上の写真ぐらいまで煮つめていきます。
カラメルソースができたら、卵(全卵)、きび砂糖、豆乳をフードプロセッサーかブレンダーに入れて、泡立たないように2秒ほどブーンと混ぜ、それを30回くらい繰り返してしっかり混ぜます。
混ざったら、カラメルソースを作ったフライパンに流し込みふたをして、IH家電の保温95度で60分蒸らします。
60分経ったら粗熱をとり、冷蔵庫で冷やします。しっかり冷めたら鍋肌に一周ナイフを入れて慎重に大きい更にひっくり返して出来上がりです。

今回はフライパ2つ分も作りました。ひとつは子どもの希望によりカラメルソース多め(^^)
たくさん作ってもあっという間に無くなる人気メニューです。

薬膳で「卵」は、気(エネルギー)を補って疲れを和らげたり、心身の緊張を解く作用があります。
五臓の「脾(ひ)」「胃」への作用が穏やかで、消化も良いのが特徴です。虚弱体質を改善する作用があり、白身はもちろん、特に卵黄には、不足している外液や血液を補い、体を潤す効果があります。
卵の薬膳的効能はこちら

気温差が大きいこの季節、卵を使った料理を積極的に食べてくださいね。
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