赤い食材 第1回目【にんじん】
薬膳的テーマ「血を補い、目の健康」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。

温かくなり過ごしやすい季節になってきました。ゴールデンウイークが過ぎると五月病になる方が増えてきます。新しい環境に馴染めず、カラダやココロの不調がでるため、ストレスをためずに発散するように心がけましょう。

春は環境の変化が多く、ストレスを受けやすい時期。
中医学において、ストレスを受け止める臓器は五臓の「肝」。自律神経とも関わりの深い臓器です。

春は、良く働いて疲れている「肝」に栄養を与えて癒す食材を食べることで、不調を防ぐことができます。さらに「肝」と「目」は関りが深く、パソコンやスマホで目を酷使すると「肝」を消耗させてしまいます。

薬膳では赤い食材がおススメです。クコの実をはじめ、人参、パプリカ、トマトなどを料理に活用してみてください。

本日から「肝」と「目」に良い赤い食材を使うレシピを続けてお伝えします。

赤い食材 第一回目【人参】

個人的に気に入っているサラダの人参とツナのサラダをご紹介します。
我が家では週末のブランチとして、ワンプレート料理に!そしてワインのお供に!!よく食べています。
人参は一年中手に入り、最も身近な食材の一つです。どんな料理でも相性の良い人参は、栄養素が豊富です。薬膳でも体力を補う野菜として重宝されています。
胃腸をすこやかにし、視力低下、目の渇きやかすみ、食欲不振、下痢や便秘の改善の効果が期待できます。

10分ぐらいで作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。
人参ツナサラダの作り方はこちら