薬膳的テーマ「肺に作用し咳をしずめる」

こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
私は「日常から簡単に取り入れられる薬膳料理でより良い生活を!」をモットーにしています。

薬膳ってなかなか普段の生活に取り入れづらいと思われていませんか?実はすべての食材に薬膳の効果があり、日常から簡単に薬膳を取り入れられます。

薬膳とは

簡単に言えば普段食べている食べ物全てに効果があります。
重要なのは、季節のもの、旬のものを食べるということ。その季節に合った効能が自然と取れるため、夏は夏野菜やそのときにとれる魚などを食べていれば間違いはありません。

この時期に出回る野菜の中では、特にズッキーニは好きな野菜です。
ズッキーニは味にクセがなく、柔らかくて甘みがあり、触感が特に好きです。

【ズッキーニの薬膳的効能】

・肺の乾燥を潤し、のどの渇きを止める
・咳や喘息をしずめる
・熱による便通を良くする(体や腸に熱をもったために便秘になってるケース)
・排尿をスムーズにする。

薬膳では、ズッキーニは肺に作用するとされ、咳や喘息を静める性質があります。腸の熱をとる性質もあるため、体や腸に熱をもったために便秘になっているケースに向いてます。
熱を取り除き、体の中にきれいな水を生じさせる。発熱、顔色が赤、多汗・喉の渇きを防ぐ。

ズッキーニは平性(へいせい)とされますが、
〇加熱➡平性(へいせい)
〇生食➡椋性(りょうせい)に近い

※一口メモ
中医学で生薬や食べ物には身体を温める「温性(おんせい)」のものと、身体を冷やす「寒性(かんせい)」のものがあります。そして、冷やしも温めもしない性質を「平性(へいせい)といいます。

ズッキーニは、オリーブオイルとの相性もよいので先ずはシンプルにソテーにし、次はフリットの様なフライに!野菜煮やスープに!どの料理にも合います。我が家のお弁当の隙間を埋めてくれる定番おかずです。

今日は、塩っ胡で炒めただけのシンプルなズッキーニソテーのレシピをご紹介します。

フライパンにオリーブオイルを熱し、5ミリぐらいの厚さに切ったズッキーニを並べ、塩っ胡をふって焼くだけの超簡単レシピです。
ズッキーニのソテーのレシピはこちら

ズッキーニは、本日、鹿児島から入荷しました!今週、来週お届けの野菜セットにお入れしております。旬のズッキーニを食べてみてくださいね。