薬膳的テーマ「ピーマン/気(エネルギー)の流れと胃の働きと整える」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
ピーマンの旬は6月~8月。ピーマンはビタミンCが豊富でトマトの4倍含まれています。
薬膳では、ピーマンは気の流れを良くし、胃の機能を整え、イライラの緩和に使用されたりします。特に胃の気が上逆して降りない時、肝気が滞っている時に適応します。
例えば、食欲がなく、胃が張って苦しい、吐き気、ゲップが多いなど胃の気が正常に降りない時などもピーマンが有効です。
また、肝の気が滞り、イライラ、鬱々、怒りっぽい、ため息が多い、胸が張る、脇が張る、月経不順などは乾季か鬱血した時に表れる症状です。こんな時、ピーマンが役立ちます。
ピーマンは、火を通し過ぎると効能が低くなってしまします。一口大にカットして、サッとゆでたり、軽く炒めたりするのが効果的な摂取の仕方です。
そこで今日は「ピーマンの煮びたし」の作り方をご紹介します。
煮びたしにすると、柔らかくなり、特有の苦みも軽減するので小さなお子様や、お年を召した方でも食べやすくなります。種にも栄養が豊富にありますので、柔らかく煮て、ぜひ種ごと召し上がってくださいね。
ピーマンの煮びたしの作り方はこちら