薬膳的テーマ「美白、肌の老化防止」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
今年は日焼け止めでしっかりと対策していたのですが、思わぬ日焼けがなかなか戻りません。
そこで、日焼けの予防または日焼けしてしまった後に食べると効果がある食材と食べ方をご紹介します。
その食材とは、トマトです!
薬膳では、トマトの調理法によって食材の持つ効能が変わってきます。実は、トマトは生で食べるのと過熱して食べるのでは、違った効果が期待できるのですよ。
生で夏バテ対策
トマトには、生で食べると体の余分な熱を冷まし、体に潤いを与えてくれる働きがあります。そのため、熱を冷まして、喉の渇きを癒してくれます。さらに、胃の調子を整えて食欲不振にも効果があるため夏バテ防止や熱中症対策になります。塩を少々かけてためると更に良いですね。
加熱すると血行促進
加熱すると体を冷やす効果が弱まり、血を補い、血行をよくする効果が高まります。そのため、月経前後の不調や冷え性の人はトマトを加熱して食べるとよいでしょう。
【ミニトマトの薬膳的効能】
・「肝」「脾胃」に作用する
・熱を冷まし潤いを与える(口の渇き、暑気あたり、暑さによるイライラやのぼせ)
・解毒作用(デトックス)
・疲労回復
・胃腸の働きをよくする(消化促進、食欲不振)
・肝臓の働きをよくする
・血をきれいにする
・抗酸化作用(酸化を抑える)
・シミ予防、美白効果
まだまだ暑さでイライラしやすい、9月上旬。
生でトマトを食べることでビタミンCを豊富に摂れるレシピ「ミニトマトの豆サラダ」をご紹介します。
用意するのは、ミニトマトとミックスビーンズ(缶詰でOK)。ミニトマトを洗い、縦に4等分にカットし、ボウルにミックスビーンズと調味料をいれて混ぜ合わせる。お好みで香りづけにスパイスを入れてもおいしいですよ。10分ほど冷蔵庫に入れて味をなじませれば出来上がり!
9月、10月は運動会シーズンです。日焼けしてしまったら「トマト」ですよ! 簡単なのでぜひ作ってみてくださいね。クミン香るミニトマトの豆サラダの作り方はこちら