薬膳的テーマ「気(エネルギー)と血を補う」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
暦の上では秋となりましたが、まだまだ蒸し暑い日が続いています。台風も多い季節のせいか、不安定なお天気に振り回され、それにより、体調も変化する今日この頃ですね。
なんとなく気分があがらない、という日もありますが、そんな中でも、身近なところでだんだんとフルーツの種類が豊富となってきて秋だなあと感じ始め、ちょっとテンションが上がります(^^)
ぶどうもいろんな種類があり、個人的には「ピオーネ」の美味しさに魅了されました!
薬膳では、ぶどうは補気血の効能。
気(エネルギー)と血を補い、気血不足の人におすすめの食材です。
気血が不足すると疲れやすい、顔色が白っぽい(またはくすんだ色)、めまい、立ちくらみ、食欲がない、胃もたれがしやすい、風邪をひきやすいなどの症状が起こります。
また、体に潤いを与え、口や喉の渇きを止める作用もあります。
肺の乾燥による咳、痰(時に血が混じる)、喉の渇きなどの改善に良いとされています。
【ぶどうの薬膳的効能】
・気(エネルギー)を補う
・血を補う
・肺に潤いを与え、喉や身体の乾燥、声枯れを改善する
・筋や骨を強化する
・利水効果(むくみ改善)
今日は、女性の悩みの貧血解消にもおすすめのぶどうを美味しいデザートで(^^)
「ぶどうのプルプルゼリー」の作り方はこちら