こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
9月に入り、何故か今頃?と思うほどインフルエンザとコロナが流行りだしました。学級閉鎖にまでなってる学校もあるようです。
息子の学校文化祭直後から、息子と私が発熱してダウンしてしまいました。割と高い熱で身体もしんどく食欲もなくなり、養生するために「参鶏湯(サムゲタン)」を作りました。
鶏肉とニンニク、具材をじっくり煮込んで作る参鶏湯は、滋養強壮効果が高く、体に嬉しい効果がいっぱい!
韓国では、参鶏湯を薬膳食として病気になった時など、元気をつけたい時に食します。
本格的に作る場合「ひな鶏」を丸ごと一羽を使います。でも今回は、手軽に作るために「ひな鳥一羽丸ごと」の代わりに手羽先や手羽元、もも肉をつかいましたので、時短にもなりますね。
通常はひな鶏の中に栗などを詰めて煮込みますが、
栗は手間がかかるため代わりにさつま芋をつかいます。
材料を鍋に入れて煮るだけ!
お手軽!参鶏湯をご紹介(^^)
作り方はこちらから
洗ったお米を圧力鍋に入れ、切った具材をその上に入れていきます(詳しい材料や切り方はこちら)
とろみをつけるために、お餅も小さくカットして用意しておきます
全ての調味料、水、なつめと高麗人参(あるなら)を入れて、圧力鍋にかける。鍋の種類によって時間は変わるので、鶏肉にしっかりと火がはいり、やわらかくなれば出来上がり。
【参鶏湯の薬膳的効能】
・血行をよくする
・体を温め、冷え性を改善
・食欲を促す
・消化を高める
・風邪、咳、リウマチの痛みにも効果的
・滋養強壮
・更年期特有の症状の改善
・ホルモンバランスを整える
・美容によい
なんだか体が疲れているな~と思うときにぜひ思い出して作ってください。
季節の変わり目に風邪を引きそうという時や、二日酔い気味で食欲がない時でも不思議と食べやすいので、調子が整います。
不調を感じた時は薬の前に先ずは栄養あるものを・・・と思っているので、皆さんもそんな習慣にしてみてくださいね。