こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
カレーや肉じゃがなど、料理の用途が幅広く保存もきくじゃがいも。
一年を通じて手軽に入手できます。
春と秋に旬があり、春(5~6月ごろ)が旬のじゃがいもは、「新じゃが」と呼ばれ、皮が薄いです。秋(10~11月ごろ)が旬のじゃがいもは、皮が厚めで長期保存ができます。じゃがいもは貯蔵がきく食材で、収穫してからも味をほとんど変えずに保存することが可能だそうです。
そのため、一年中美味しく、いつでも手に入る身近な野菜です。
薬膳では、じゃがいもは消炎・解毒作用があると考えられており、特に「脾(脾臓)」に作用し、消化活動に力を与えます。胃腸に元気がなく疲れやすい、筋肉がたるむ、食欲不振、高齢の方の便秘におすすめです。
【じゃがいもの薬膳的効能】
・弱っている「脾」の働きを正常にする
・胃の機能を調整する
・消化吸収を高める
・元気を補う
・便通をよくする
・筋肉疲労の回復
【おうち薬膳】
薬膳でじゃがいもは、消炎・解毒作用があると考えられており、特に「脾(脾臓)」に作用し、消化活動に力を与えます。胃腸に元気がなく疲れやすい、筋肉がたるむ、食欲不振、高齢の方の便秘におすすめです。筋肉疲労にも効果的です。
食欲の秋、美味しいものが増えてきました。なんとなく胃腸がスッキリせず、もたれ気味の時におすすめのレシピ「じゃがいものオムレツ」をご紹介します。
じゃがいもの皮を剥き、洗ってから水気を切る。じゃがいもは1~1.5㎝角切りにする。
人参と玉ねぎは皮をむき、粗みじん切りにする。
フライパンに(くっつきづらいテフロン加工のものでは不要な場合もありますが)軽く油を入れて、じゃがいも、にんじん、玉ねぎを強めの中火で炒める。じゃがいもと玉ねぎがしんなりするまで炒める。
ひき肉と塩、こしょうを入れて、肉に火が通るまで強火で炒める。全体に火が通ったら、味見して塩加減を調整し、フライパンから大きめのボウルに具材を移します。
溶いた卵の中に炒めておいた具材を1人分いれて、全体をかき混ぜる。
先ほど使ったフライパンに油をひき、中火で温める。具材を入れた卵液を流し入れたら蓋をして2分。蓋をとり、具材を半分に折り返す。お皿に取り出し、お好みでケチャップをかけて出来上がり♪
お野菜・お肉・卵と栄養満点\(^o^)/ぜひ作ってみてくださいね!