こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
ホクホクした触感が美味しいブロッコリー、
食卓やお弁当を彩る野菜として欠かせませんよね。
薬膳でブロッコリーは、腎を補って、五臓(肝・心・脾・肺・腎)を高めるので滋養強壮に良く、免疫力を高める野菜です。
イタリアなどでは古くから栽培され、親しまれてきました。
イタリア人の友人から教えてもらった「ブロッコリーのパスタ」はブロッコリーをクタクタになるほど柔らかく茹でて、アンチョビの塩味との相性が抜群のパスタです。
体の英気を高めたいなら「ブロッコリーのパスタ」はおすすめです!
【ブロッコリーの薬膳的効能】
・五臓(五つの臓器:肝・心・脾・肺・腎)を養う
・滋養強壮
・体を強くし、生命エネルギーを補う
・虚弱体質を改善する
・胃腸を整える
・肌荒れの緩和
・抗酸化作用
それではブロッコリーのパスタの作り方をご紹介します。
ボウルにたっぷり水を張り、ブロッコリーをしっかりと洗いすすぎます。
ザルにあげて、水気を切ったら子房をカットする。茎の硬い部分を切り落とし、2~3㎝ほどのざく切りにする。
ニンニクは皮をむき、みじん切り。鷹の爪は種を取り出しておく。
フライパンを中火にかけ、オリーブオイルとニンニクをいれて1分炒め、鷹の爪とアンチョビを入れて、アンチョビは木べらでつぶす。
パスタ用のお湯を沸かす。(パスタ200gなら水2Lに塩20gを目安に)沸いたらパスタを茹でる。茹で時間はパスタの種類による。
ブロッコリーのフライパンに蓋をして中火で約1分。パスタのゆで汁をオタマ4杯分入れて10分ほど(やわらかくなるまで)茹でる。
十分にやわらかくなったら木べらでブロッコリーを潰す。
パルメザンチーズとこしょうをいれて、茹で上がったパスタを入れて混ぜ合わせる。
塩とパルメザンチーズで味を調えたら出来上がり。
気温差や気圧の影響で体調を崩しやすい季節。しっかりと免疫力を高めて体調を整えていきましょう!