薬膳的テーマ「胃を温め消化を助ける」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
いきなりですが、質問です。体をあたためる食材として何を思い浮かべますか? 生姜やにんにくなどを真っ先に思い浮かべる方は多いと思います。実は、カブも胃腸を温める作用があるといわれています。
薬膳ではかぶは、「温」に分類されていて、胃腸を温める食べ物として注目されています。食べ過ぎや胃が重たい時、消化不良、冷えからくる腹痛に良い働きがあるといわれています。
【かぶの薬膳的効能】
・体を温める
・消化を助ける
・胃を温め食欲増進
・潤いを補う
・咳を止める
・皮膚の乾燥予防
・デトックス効果
かぶは皮も薄くアクも少ないため、根も皮も、葉も余すことなく食べられます。調理法によって異なる食感を楽しめるのも魅力です。そこで今日は、かぶをまるごと使った「かぶのバター醤油ステーキ」をご紹介します。
かぶをきれいに洗って水気をきって、皮付きのまま3等分又は4等分の輪切りにする。葉は4㎝長さに切る。
フライパンにオリーブオイルを熱し、かぶを入れて両面焼き色がつくまで中火で約2分ずつ焼く。
フライパンの空いてるスペースに葉を入れて蓋をして、弱火で約5分蒸し焼きにする。
蓋を取り、葉に塩をふって取り出す。
かぶに醤油、みりん、バターを入れて1~2分弱めの中火でからめる。
器に盛り、こしょうと塩をかけて、出来上がり。
お肉や魚のソテーに添えてもおいしいですよ。とっても簡単に作れるので、ぜひ作ってみてくださいね。「かぶのバター醤油ステーキ」はこちら