こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。

最近では「キャベツ」は一年中手に入りますが、年に2回春と冬に旬があります。
キャベツは体への負担が本当に少なくて「どんな人にも合う食材!」というところが、本当に素晴らしいのです(^^)

薬膳でキャベツは体の余分な熱を冷まし、体内に溜まった湿(体に溜まった余分な水分)を取り除きます。
身体を巡る体液の代謝がうまく巡らず、余分な水分がいろいろな部位に溜まってしまうと、

・手足や身体が重くだるく動かしにくい
・浮腫みやすくなったり
・頭が重い
・気分が落ち込む
この様な症状が出やすくなります。

【キャベツの薬膳的効能】
・体の余分な熱を取り除く
・肝の余分な湿度を取り除く
・胃腸の働きを整える
・排便を促す
・デトックス作用
・抗酸化作用

風邪や風邪からくる胃腸炎、その他の疾患等により身体が熱っぽくだるい時、お腹の調子がすぐれない時などに、作りやすく食べやすい!
今日はキャベツとレタスの千切りサラダの作り方をご紹介致します。

キャベツは芯を切り取り千切りにする。レタスも千切りにする。氷水に入れ、パリッとしたら水気をよく切り、食べる直前まで冷蔵庫で冷やしておく。

切ったキャベツを丸形のケーキの様に器に盛り、上に鰹節、黒煎りごまをかけ、お好みで七味とうがらしを振る。
たれ用の器にだし汁、酢、醤油をいれて混ぜ、食べる直前にかけてお召し上がりください(^^)

本格的な冬、急激な気温の低下や不安定な天候により体調を崩しやすい季節ですが、やることもたくさんあり、少しでも早く元気に回復できるのが最善(^^)食欲が落ちている時でも、しっかりと栄養を摂ってくださいね(*^^*)