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こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
年末頃から1月にかけて、店頭に「きんかん」が見られるようになりました。
お正月料理にも欠かせませんよね。
手軽にそのまま皮ごと食べたり、柔らかい甘露煮にすると保存も可能です。
金柑を乾燥させたものは生薬として用いられ、生薬名は「金橘(キンキツ)」といいます。その効果効能を知ると食べないともったいない!と思われるはず。
薬膳できんかんは、温性なので身体を温めます。爽やかな香りで気(生命エネルギー)を巡らし、気を補います。気分がスッキリしたり、イライラや気分の落ち込むのを和らげてくれます(^^)
【きんかんの薬膳的効能】
・理気作用(気を巡らせる)
・イライラを抑え、気持ちの落ち込みを和らげる
・身体を温める
・咳や痰を取り除く
・消化促進
・風邪の予防
・二日酔い醒まし
さまざまな効果をもたらしてくれる、旬のきんかん。
今回は簡単な「半ドライきんかん」の作り方をご紹介致します!
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1.きんかんの表面を洗い、しっかりと水気を切る。
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2. ヘタを取り除き、横向きに2~3㎜厚さにカットし、竹串や爪楊枝で種を取り除く。
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3. ざるに並べ、時々裏返しながら2時間ほど天日干しする。
※カラカラに乾燥させる前に(若干しっとりして柔らかい状態)室内に取り込む。
そのまま柔らかいドライフルーツとして食べても美味しいですが、ヨーグルトと一緒に食べたり、お菓子作りにお使いいただくのもおすすめです♪
身体を温めてくれたり、イライラを和らげてくれる効果があるのは女性には特に嬉しいですね(^^)
ぜひ、作ってみてくださいね!