薬膳的テーマ「体に潤いを生み出す」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
薬膳で「ほうれん草」は、涼性です。体の冷えが気になる方は温かく調理して摂ることをおすすめします。ほうれん草は津液(しんえき)を補い、体を潤す滋潤作用があります。体を潤すと喉の渇きを止めたり、風邪を引きにくい身体にしてくれます。便秘で困っている方にもおすすめの食材です。
【ほうれん草の薬膳的効能】
・滋潤作用
・喉の渇きを止め、便通をよくする
・増血作用
・肝臓の働きを高める
・目の充血やドライアイを防ぐ ・抗酸化作用
今日は、ほうれん草をたっぷり使った「ほうれん草のカレー」の作り方をご紹介します。
じゃがいもの皮をむいて2㎝角に、人参は1.5㎝角に切る。
ほうれん草は根元に切り込みを入れて洗い、塩一つまみを加えた熱湯で1~2分ほど茹で、ほうれん草を冷水で冷やし、絞ってしっかりと水気を切る。細かいみじん切りにする。
玉ねぎは粗みじん切りに切る。
鶏肉を食べやすい大きさに切り、お餅を薄くスライスする。
鍋に油をいれて玉ねぎがしんなりするまで中火で炒め、人参、ジャガイモ、鶏肉を加えて強火で2分炒める。水を加え沸騰したら弱火に落として20分ほど蓋をして煮る。時々アクを取る。
火を止めてカレーパウダー、カレールウ、ほうれん草、お餅を入れて弱火にして時々かき混ぜる。とろみが出てきたら出来上がり。
お餅入りなので、この一皿でお腹いっぱいに(^^) 受験生の夜食にもおすすめです