
薬膳的テーマ「アンチエイジング効果」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
新じゃがいもは、通常のじゃがいもと比べて皮が薄くて軟らかいので、皮付きのまま調理できることが特徴です。完熟前の早い段階で収穫しているので、水分を多く含んでいてほのかに甘みがあります。皮付きのまま調理した方がビタミンCが水に流れ出ずに済むため、ぜひ皮付きのまま召し上がってください。
薬膳でじゃがいもは、平性なので寒温に偏りがなく使いやすい食材です。
意外に知られていませんが他の野菜と比べて加熱に強いビタミンCが豊富なため、調理後にも摂取できます。そのため抗酸化作用が高いので老化や動脈硬化を予防してくれます。美容に意識が高い女性には美白効果が嬉しいですね。
【じゃがいもの薬膳的効能】
・抗酸化作用
・気を補い、体に巡らせる
・脾を健康にする
・胃腸を丈夫にする
・元気を養う
・体の余分な水分を取り除く
今日は、新じゃがを使った「新じゃがいものジャーマンポテト」の作り方をご紹介します。

じゃがいもはスポンジやタワシでよく洗い、でこぼこした部分までしっかり洗います。ザルにあげて水気を切る。皮付きのまま半分に切る(大きい場合は1/3~1/4に切る)。

ベーコンは1~1.5㎝角に切る。
中火のフライパンでベーコンを炒める。焼き色がついてきたら皿に取り出しておく。

小さめのボウルにメープルシロップ、粒マスタード、レモン汁を合わせておく。

ベーコンの残り油の入ったフライパンにオリーブオイルを入れ、じゃがいもを炒める。
はじめは弱めの中火でじっくりと炒め始め、じゃがいもの内側が透明に変わり始めてきたら中火にして水とベーコンを入れ、蓋をして蒸し煮する。時々混ぜながら5~6分。
じゃがいもに火が通ったらソースをまわし入れ、よく混ぜ合わせる。塩、黒こしょうで味を調えたら出来上がり。
お弁当のおかずやビールにおつまみにもってこいです。新じゃがいものおいしさを楽しんでくださいね。「新じゃがいものジャーマンポテト」の作り方はこちら