薬膳的テーマ「元気を回復」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
日本人のソウルフードでもあり、お母さんの味といえば「肉じゃが」
肉じゃがが苦手や嫌いな人は聞いたことがない!!なんだかホッコリさせてくれる一皿ですよね。
意外にも知られていませんが、肉じゃがは、外国人が驚く日本食でもあります。全体的に見た目が茶色で地味なせいか、その味のギャップに驚きます。一度食べると大好きになります。
5年前にボーイスカウトでバングラデシュの男の子を我が家にホームステイで迎えました。その時にも肉じゃがを気に入ってくれて、イスラム教徒にも食べてもらえる料理として重宝しました!
薬膳でじゃがいもは、平性なので体質や季節に関係なく使われます。気を増やす食材として用いられます。「気」は生命エネルギーの元である、元気の気です。疲れやすく元気が出ない時におススメの食材です。
【じゃがいもの薬膳的効能】
・気(生命エネルギー)を補う
・疲労回復
・気を巡らせる
・胃を元気にして、消化機能を高める
・体の余分な水分を排出する
・アンチエイジング効果
今日は、ひき肉を使ったそぼろ肉じゃがの作り方をご紹介します。
じゃがいもはスポンジやタワシでよく洗い、でこぼこした部分までしっかり洗います。ザルにあげて水気を切る。皮付きのまま半分に切る(大きい場合は1/3~1/4に切る)。
玉ねぎは皮をむいて、繊維に沿って8㎜~1㎝幅に切る。いんげんは洗い、水気をきる。両端を切り落とし、半分の斜め切りにカットする。
鍋にひき肉と水、残りの調味料(しょうゆ、みりん、きび砂糖、塩)を入れる。
強火にかける。
そぼろに火が通ったらじゃがいもと玉ねぎを加えて沸騰するまで強火にする。
沸騰したら弱火に落とし約15分ほど煮込みます。竹串がサッと通るくらいまで煮込み、いんげんを加えて中火で2~3分。つゆだくの肉じゃがの出来上がりです。
そぼろ肉じゃがは、ストレスで気持ちや体力がない時に元気を回復するとっておきレシピです。手軽に作れるので是非作ってみてくださいね。そぼろ肉じゃがの作り方はこちら