薬膳的テーマ「アンチエイジング効果」
こんにちは、薬膳マイスターの宮里です。
今日の薬膳的テーマは、じゃがいも＝美肌とアンチエイジング効果。意外に思われるかもしれませんが、じゃがいものビタミンC含有量はりんごの5倍。ビタミンB1の量はご飯の3倍です。通常なら加熱によりビタミンCは失われるのですが、ジャガイモの場合はデンプンの中に含まれるため加熱しても失われにくいのです。
新じゃがいもは、通常のじゃがいもに比べてビタミンC、ビタミンB1、ポリフェノールの含有量が更に豊富です。皮ごと調理することで栄養素を丸ごと頂き、肌の調子を整え、しみ予防まで効果が期待できます。美容効果が見込めるなんて、特に女性には嬉しいですね。
薬膳でじゃがいもは平性なので体質や季節の寒温問わずに使えます。ビタミンC、ビタミンB 1 やポリフェノールの含有量が多いので抗酸化作用が高くアンチエイジング効果と美肌効果が期待できます。
【じゃがいもの薬膳的効能】
・アンチエイジング効果
・美肌、肌荒れ、しみ予防
・元気を補う
・気を巡らせる
・胃の機能を調整する
・体の余分な水分を排出する
それでは皮付きポテトフライの作り方をご紹介します。
じゃがいもはよく洗い、芽を取り除く。皮付きのまま縦に半分に切り、くし切りにする。
ボウルに切ったじゃがいもをいれて5分ほど水に浸す。ザルにあげて水気を切り、水気をしっかりとふきとる。
フライパンにじゃがいもと皮付きのにんにくをいれて、じゃがいもが浸るくらい油をいれてから中火にする。低温からじっくりと揚げ、時々混ぜる。ややきつね色になってきたら強めの中火で3分ほど揚げる。
こんがりと焼き色がついたら油をきって取り出す。熱い内に塩とお好みで黒こしょうをふりかける。ホクホクのポテトとにんにくをいただきます。
じゃがいもの皮の香ばしさと、ほっこりした味わいが絶妙です。自分で作ると添加物も使わずおいしさ倍増！ おやつに、お肉のつけあわせにもぜひどうぞ。
