息子たちの時代にむけて、新しい品種の栽培にもチャレンジします
生産者情報早苗 ひろみ(早苗果樹園)
我が子を育てるような気持ちで、毎日、果実と向き合ってます。農薬や化学肥料、除草剤は使っていないので、岡垣産の米ぬかを肥料がわりに畑にまいてます(笑
農作業は、手間も時間のかかる仕事ですが、一つ一つの作業を丁寧にやることで、約1年という時間をかけて果実が美味しく実ってくれます。私たちが育てた果物を食べた方々が「おいしい」「来年も待ってるよ」と言ってくださることが、本当にうれしいです。
これから、息子たちの時代にむけて、新しい品種の栽培にもチャレンジします。古きものと新しきものの共存を目指していきます。
- 住所
- 福岡県 岡垣町
- 主な生産品
- びわ、いちじく、レモン、西南のひかり、文旦、銀杏、びわの葉茶
早苗さんのびわは、4月中旬頃から収穫スタート。長崎早生を皮切りに、ながお、茂木、つぐも、湯川、田中などの品種があり、それぞれに収穫時期や味が異なります。
2023年から種が小さくて果肉が大きい「夏だより」の収穫も始まる予定です。
早苗さんのびわの特徴は、なんといってもその大きさ!一個で満足できるほど大きくて、ジューシー!
一度購入された方は翌年もほとんどの方がリピートされるほど。特に母の日、父の日は、びわの最盛期と重なって、びわ好きのお父さん、お母さんへプレゼントされる方に大好評です。
いちじくは、福岡県の在来種「蓬莱柿(ほうらいし)という品種です。一般的ないちじくは、皮をむいて食べるものがほとんどですが、早苗さんのいちじくは農薬を使っていないため、皮ごと食べられるんです。皮がやわらかく、ねっとりした甘さはいちじく好きにはたまらないおいしさ。びわ同様、いちじくも毎年リピートされるファンの方多数。
2-3年後には、「姫蓬莱(ひめほうらい)」も復活する予定だとか。今からとっても楽しみです。
早苗さんがつくってるのは、果物だけではありません。
年間通して、びわの葉茶の製造をしています。びわの葉茶は、「果物」として栽培しているびわとは別に、びわの葉茶用に1億年前の貝化石を肥料に使っているので、カルシウムは牛乳のなんと約17倍!
びわ茶というと、なんとなく薬っぽいイメージがある方もいらっしゃると思いますが、早苗さんのびわの葉茶は、美しい琥珀色でクセがほとんどありません。ノンカフェインなので、妊婦さんや小さいお子さんも安心して飲めます。
ちなみに、アトピーっ子の愛娘は、1歳の頃から早苗さんのびわ茶を飲み続けて早10数年(笑) 学校に行くときも、水筒にびわの葉茶を入れてます。